福岡の建築家・高木正三郎さんが主宰する「設計+制作 建築巧房」のウェブサイトの再編集しました。
建築は完成した瞬間から”劣化”するのではない。歳月に磨かれて素材の表情が変化し、美しさを増していく−。
「建築に完成はない」というテーマのもと、従来のウェブサイトの構成を極力残しながら、スマホやタブレットでもストレスなく閲覧できるように改修した。
建設段階のレポートは「そのまえ」。完成後の様子は「そののち」。単なる作品集ではなく、ひとつの建物が時間の流れをどう背負っていくのか。ウェブサイト上でそれを表現することを目指した。
家具から住宅、商業施設までを「工作履歴」というひとつの項目にまとめた。用途だけでなく、「ワークショップ」など作り方でも分類できる。作品を閲覧するだけでなく、設計事務所スタッフが簡単に検索できる”アーカイブ”的な機能になった。